産業お役立ちコラム

長時間無理な姿勢でいると不調に繋がる

長時間無理な姿勢でいると不調に繋がる写真

この数年でリモートワークが身近なものとなりましたが、あなたの生活に変化はありましたか?パソコンやタブレット、スマートフォンなど電子機器を見る機会が増えた方も多いのではないでしょうか。無理な姿勢や悪い姿勢で長時間いると体に負担がかかってしまい、これが肩こりの原因の一つになっているのかもしれません。今回は身近な不調についてご紹介します。

男女別の体の不調の悩み

2019年の国民生活基礎調査によると、自覚症状の状況で症状別に、下記のような結果となりました。

女性:①肩こり、②腰痛、③手足の関節が痛む

男性:①腰痛、②肩こり、③鼻がつまる・鼻汁

性別を問わず肩こりに悩んでいることが分かります。対策としては、同じ姿勢を長時間続けないことや蒸しタオルなどで肩を温めて筋肉の血行を良くすること。また適度な運動や体操をしたりするのもおススメです。

食事で取り入れると良い食材

毎日の食事からも対策が出来ます。普段から意識して次のような食材を利用して行きましょう。

<ビタミンE>→血管を広げ、末梢の血管まで血流が流れるようにする働きがある

 代表例:かぼちゃ、赤ピーマンなどの緑黄色野菜、アーモンドやピーナッツなど

<ビタミンB1>→筋肉疲労を回復する働きがある

 代表例:豚肉、ウナギ、玄米など

<鉄>→全身に酸素を運ぶ働きがある。ビタミンCと一緒に食べると吸収率がUPします

 代表例:レバー、シジミ・アサリなど、小松菜・大根の葉などの青菜類、納豆・生揚げなどの大豆製品

<ビタミンC>→鉄分の吸収をサポートする働きがある

 代表例:ブロッコリー、青菜類、果物類、のりなど

参考:2019年国民生活基礎調査 (厚生労働省)

   公益社団法人日本整形外科学会、症状・病気を調べる「肩こり」より

   https://www..or.jp/ joa public/sick/condition/stiffed_neck.html

  「正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学」 高橋書店

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