産業お役立ちコラム

あじさいが満開です!
長崎では「オタクサ」と呼ばれ親しまれています

あじさいが満開です!長崎では「オタクサ」と呼ばれ親しまれています写真

あじさいが満開ですね。見頃はあと2週間ほどでしょうか。私はお休みの日に千葉県にある「服部農園あじさい屋敷」に行ってきました。山の上から下まで斜面一面を埋め尽くすように色鮮やかなアジサイが咲いています。

長崎では「オタクサ」と呼ばれ親しまれている

あじさいについて調べてみると、長崎では別名「オタクサ」と呼ばれ、シーボルトが名付けたそうです。自然科学の研究にも情熱を注いだシーボルトは、日本滞在中、数多くの植物の採取と調査、分類を行っています。 その活動の中で、彼は、ある紫陽花に、一目惚れし愛した長崎の遊女、「お滝」の名をつけました。恋の話題が好きな私は、ここで少しワクワクしていました。

シーボルトと「お滝」の恋

シーボルトは長崎出島へオランダ商館の医師として来日し、患者としてやって来たのが、長崎の遊女「お滝」。シーボルトは故郷の両親に宛てて、 「素晴らしく可愛い日本の女性と結婚しました。お滝さん以外の女性を妻に迎えることは絶対にありません」 という手紙を送っています。

しかし悲しい別れがスパイ容疑をかけられ、シーボルトは妻子を残したまま、国外追放されます。帰国後、彼のお滝さんに対する愛情は、変わらぬどころかますます強くなっていきました。 ところが、程なくお滝さんから、親戚の勧めに抗いきれず再婚したことを告げる手紙と「お滝」の肖像を描かせた煙草入れとともに届けられます。 「他の人と結婚するけれど、私の事忘れないで」という残酷なまでに切ないお滝さんの思いが推し量られます。シーボルトは帰国後刊行した『日本』という本では、当時の様々な日本人の絵姿が紹介されていますが、その中には、お滝さんの肖像が特に大きく収められています。 続いて、シーボルトは、日本の様々な植物を掲載した『日本植物誌』を刊行します。 そこで彼は、長崎で採取した紫陽花を「Hydrangea otaksa」(ハイドランゼア オタクサ)と名づけて紹介したのです。 「オタクサ」とは、「お滝さん」のことです。

otaksa.jpg

私はこの話を知り、「長崎」・「外国人との恋」・「お別れ」このキーワードからプッチーニのオペラの「蝶々夫人」を思い出しました。しかし、蝶々夫人のお話とは違い、シーボルトはお滝さんを、生涯ただ一人の妻と考えていたようです。こんな恋のお話が、あじさいにあったとは驚きました。あじさいの花言葉は「移り気」や「浮気」「無常」です。シーボルトとお滝さんの恋のエピソードとは、ほど遠いですね・・。

参照元:tenki.jp(https://tenki.jp/suppl/itovich/2016/06/10/12902.html)

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