産業お役立ちコラム
足がつる原因とは?
足がつる、いわゆるこむら返りは多くの方が経験した事があるのではないでしょうか。足がつるというのは筋肉疲労が原因で起こる事が多いですが、栄養や水分不足、冷え、熱中症、妊娠などが原因で起きる事があります。このコラムでは栄養不足に焦点をあて、お話いたします。
足がつるのは、ミネラルと水分が関係している
足がつる原因は、筋肉の収縮や神経の伝達をスムーズにする働きのあるカルシウムやカリウム、その2つのミネラルのバランスを整える働きがあるマグネシウムが不足して起こります。特にマグネシウムは不足すると足がつりやすくなると言われています。
ミネラルは発汗や脱水症状、食欲不振などで摂取量が足りていない事などから簡単に不足したり、乱れたりします。
足がつりやすいという方は普段の食事で意識的にミネラルが多く含まれる食品をとり、運動や睡眠の前など足がつりやすいタイミングにミネラルや水分を補給してみてはいかがでしょうか。
ミネラルの補給におススメの食材
カリウム:ほうれん草、きうい、ばなな、トマト、アボカド、納豆など
カルシウム:シラスやししゃもなどの小魚、牛乳やチーズなどの乳製品、豆腐や納豆などの大豆製品など
マグネシウム:ごま、そば、わかめやひじきなどの海藻類、ナッツ類など
入浴でミネラル補給と筋肉の疲れを取ろう
私のお勧めは入浴です。入浴時にエプソムソルトを使うことで、ミネラルを吸収でき、筋肉もほぐれますよ。また、入浴は自律神経も整えてくれる働きがあります。
就寝中に何度もトイレで目が覚めてしまう人は、自律神経の乱れや、冷え、腎臓や膀胱の機能異常も考えられます。気になっている方は、医療機関へ相談してみましょう。