産業お役立ちコラム
食中毒を予防しよう
暖かい日が多くなり、夏が近づいてきましたね。
これからの季節で注意したいのが食中毒です。
食中毒というと、夏に発生するイメージがありませんか?
実は室温が20℃を超えると細菌が活発になり、家庭でも起こりやすくなるため、夏だけではなく、春や秋も注意が必要になります。
今回は、食中毒を起こさないために、テイクアウトやデリバリーサービス利用時でのポイントをご紹介します。
テイクアウトを利用するとき
商品を長時間外で持ち歩いていたり、家に帰ってもすぐには食べなかったり、更には放置してしまったり…、
なんてことはありませんか?
長時間の持ち歩きや室内に放置すると菌が増殖しますので、すぐに食べない場合は冷蔵庫で保管をしましょう。
保冷剤をうまく利用するのも良いですね。
冷気は上から下に向かって流れるので、保冷剤は商品の上に乗せると効率よく全体を冷やすことができ、おすすめです。
また、飲みかけのペットボトルは、口の中の菌が飲み物に入り長時間経つと菌が増殖します。
全て飲み切るか、口をつけずにコップに移して飲むなどして工夫をしましょう。
デリバリーサービスを利用するとき
自転車やバイクでは屋外の高温な場所に一定時間、置かれることになります。
配達時間が長くなるほど温度管理が難しくなり、菌が繁殖しやすくなるため、配達時間を含めてお店選びをしたり、食品が傷みやすくなるので生もののメニューは控えたりして、食中毒のリスクを減らしましょう。
もちろん、食べる前の手洗いと消毒は欠かせません。食中毒を予防して、楽しい食生活を目指しましょう。