産業お役立ちコラム
朝食を摂るメリットとは?
みなさん、朝食をきちんと食べられていますか?
朝食は、1日の始まりの栄養補給だけでなく、カラダを目覚めさせて活動モードにする、脳の働きを活性化するなど、さまざまな役割を担っています。
朝食をとらないと、エネルギー不足や代謝の低下から多方面への影響が生じてしまいます。
太りやすくなる
朝食を抜くと日中体温が上がりにくく代謝が低下。
さらにエネルギー不足とカラダが判断すると身体の活動は抑制される上に、栄養吸収の効率を上げ、脂肪の合成を促進してしまいます。
結果、脂肪を蓄えやすく肥満につながります。
筋肉の衰え
脳のエネルギー源である“糖質”(炭水化物)が不足すると、カラダは主に肝臓で糖質以外の栄養素から糖質を作り出します。
これを「糖新生」といいます。
筋肉の構成要素でもあるたんぱく質を分解して糖を作り出すので、筋肉が減ってきてしまいます。
運動効果が低下
エネルギーが不足すると、カラダを動かしにくくなるため、同じ運動をしてもパフォーマンスも上がらず、結果的に運動効果も低下。
このように、朝食抜きが続くとパワー不足に陥るだけでなく、カラダ全体のコンディションが悪化してしまいます。
コンディションを維持するには朝食がとても重要なのです。
そして朝、炭水化物とたんぱく質を同時に摂取することによって、体内時計の時刻合わせに使われている「ピリオド」と呼ばれる遺伝子が活性化します。
また、水分と野菜や果物で睡眠時に失われたビタミン・ミネラルを補うと理想的な朝食メニューとなります。
いかがでしたか? 忙しいときこそ、しっかり朝食をとり良いコンディションに役立ててくださいね。