産業お役立ちコラム
【管理栄養士のおススメ】野菜の摂取量をUPさせるには?!
野菜は身体に良いとは言うけれど・・・
「野菜をたっぷり食べましょう」「野菜はしっかり食べた方がいい」「野菜は1日350g摂取しましょう」等の広告を目にしませんか?
これらの野菜に関する目安量は、厚生労働省の「健康日本21」という指針のひとつです。しかし、たくさんやしっかり食べる、350g摂ると言われてもあまりピンとこないですよね?!
令和元年の国民健康・栄養調査の結果では野菜摂取量の平均値が280.5gでした。中でも20~40歳代の男女で少なくなっている現状があります。
無理なく野菜の摂取量をUPさせる方法をご紹介!
【1】主食や主菜と一緒に野菜を食べられるメニューを選ぶこと。例えば朝なら野菜サンドイッチ、昼なら野菜カレー等、主食と一緒に野菜が摂れるもの、夕食なら鍋料理、肉入り野菜炒めのような主菜にすることで野菜をバランスよく摂取出来ます。
【2】副菜をプラス1品すること。ほうれん草のおひたしやカボチャの煮物など野菜料理1品を取り入れることで、先程の350gに近づきます。これは小皿の野菜が約70gであるため、平均摂取量にこの分が上乗せされるということです。
【3】そのまま食べられるきゅうりやミニトマトなどを常備しておくこと。また、パスタやうどんをゆでる時、一緒に入れてしまうこと。効率よく野菜摂取量を増やせます。 日々の食事で野菜を摂取することは身体にとって重要です。今日から自分でできることをひとつ増やしてみると食事が楽しくなりますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
参照:令和元年国民健康・栄養調査結果の概要 :カゴメHP 野菜の栄養・効果