産業お役立ちコラム

有毒植物による食中毒について

有毒植物による食中毒について写真

気候が穏やかになりたくさんの植物を目にする機会が多くなりました。

家庭菜園をする方や、や山菜狩りに行く方も多いのではないでしょうか。

植物の中には、食べられる植物と有害な成分を含むものがあります。

なかには、姿かたちが食用のものとそっくりで見分けがつきにくいものも多くあります。

 

3月~5月にメディアで多く取り上げられるのが、「ニラ」と「スイセン」の食中毒のニュースです。

「ニラ」と「スイセン」の葉の形状が似ていて、誤って食べてしまうことによる食中毒が急増しています。

「スイセン」の球根は大きく、「タマネギ」と間違う可能性が高いのです。

もし万が一誤って食べてしまうと、30分以内に吐き気、嘔吐、下痢、頭痛などの症状が起きる可能性がある他、植物の汁が皮膚に触れると接触性皮膚炎を起こす可能性があります。

BBQfam.jpg

その他にも、「オクラの実」と「キダチョウセンアサガオのつぼみ」、「ギョウジャニンニク」と「イヌサフラン」など、「チョウセンアサガオ」と「モロヘイヤ」など、たくさんの植物が食用と有毒植物と間違うケースがあります。

家庭菜園や畑で、園芸植物と野菜を近くで栽培しないようにしたり、調理する前に食用か再確認を行うことや、食用のものか見分けることが難しい場合は、絶対に採ったり食べたりしないことに気をつけていきましょう。

また、子どもや認知機能の低下している方が誤って食べてしまわないように、簡単に手の届く範囲で栽培しない、球根を放置しないようにし、何かを植えたら、家族にも伝えましょう。

 

特に春先から初夏にかけて、注意をしましょう。

「栄養素」産業お役立ちコラム

教えて&答えて交流掲示板

産業事例紹介

ニュース・お知らせ

イベント