誰もが一度は聞いたことのある「ポリフェノール」、あなたはどのようなイメージをお持ちですか？

なんとなくからだに良さそう、と感じている方も多いと思います。今回は、ポリフェノールとはどのようなものなのか見てみましょう。

 ポリフェノールとは

ほとんどの植物が持つ苦みや色素のことを指します。その数は8,000種類以上あるとされていて、代表的なものでは、カテキンやイソフラボンなどがあります。

その働きについては、まだ研究されているものが多いですが、血管の機能維持や抗酸化作用による活性酵素除去など様々な働きが報告されています。

 美容におすすめ食材

種類の多いポリフェノールですが、特におすすめの3種類をご紹介します。

・イソフラボン

大豆製品に多く含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするとされています。

ホルモンバランスの乱れを正常にするのを助けてくれるので、女性に限らず男性にもおすすめです。

豆腐や納豆、煮豆などの料理も良いですが、飲料で大豆が主成分となっているものも取り入れやすいです。毎日の豆乳習慣も手軽ですね。

 ・レスベラトロール

強い抗酸化作用を持ち、血管の機能維持やお肌の老化抑制が期待されます。

赤ワインに豊富で他に黒ブドウの種や皮、ピーナッツの渋皮などに多く含まれます。

・フェルラ酸

紫外線吸収作用を持ち、メラニン生成を抑制する働きがあるためシミやソバカスが気になる方におすすめのポリフェノールです。

玄米や小麦の胚芽部分に豊富に含まれています。

玄米を取り入れるのも良いですが、精米後に出る糠を使った糠漬けもおすすめです。

摂りすぎに注意

ポリフェノールは4時間ほどで体内から消失してしまうため、一食で多量に摂るのではなく、三食に分けるなどして毎日の食事から少しずつ取り入れて行きましょう。