産業お役立ちコラム

納豆をたくさん食べると痛風になる?!

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あなたはこのような噂を聞いたことはありますか?インターネットが当たり前のように使われる現在では、病気や食材に関する情報が日々飛び交っています。どんな食材も食べ過ぎは良くありませんが、正しい知識をもって自分に合った生活を送ることが大切です。

痛風と食事の関係

痛風の痛みは、経験した誰もが「二度と経験したくない」と言うくらい、痛風発作は激痛を伴います。血液中の尿酸値の上昇には、食事から摂る食材も関与してますが、果たして納豆を食べると痛風になるのか…結論としては、そのような事実はございません。納豆1パック(50g)あたりのプリン体含有量は57mgとなり、これは食品中のプリン体含有量の中では「少ない」の部類に入ります。さらに、納豆や豆腐などの大豆製品にはアルカリ性の性質があるため、体内の尿酸を排泄しやすい環境を作ってくれます。そのため、痛風が心配な方も極端に控える必要はありません。ただし、体に良い物だからと言って食べ過ぎてしまうと、プリン体が少ない部類であっても摂取量は足し算となるため、良くありません、痛風の治療ガイドラインでは、プリン体の摂取量を1日400mg以下に抑えることが推奨されているため、納豆好きな方も1日1~2パックを目安にすると良いかもしれません。

痛風を予防するために

基本的には、偏った食事をせずにバランスよく色んな食材を食べることです。食事量が多い方は全体量を少し減らし、体を酸性にさせる動物性食品の利用が多い方は、体をアルカリ性に近づける海藻や野菜の摂取を心掛けましょう。

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からだは日々の食事から作られるため、明日の健康のために今日から取り組んで行きましょう。

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