産業お役立ちコラム
お金の話し苦手ですか?
今年の4月から18歳で成人と、成年年齢が引き下げられましたね。
その為保護者の同意がなくても1人で契約ができ、クレジットカードを作ったりローン、部屋の賃貸契約までできるようになりました。大人としてできる事が増えた一方で、以前は、未成年者が保護者の同意を得ずに契約した場合は、民法で定められた「未成年者取消権」によって、その契約を取り消すことができましたが、現在は契約を簡単に取り消せる事ができなくなりました。
執拗な勧誘に慣れていない人は、根負けして契約してしまいトラブルになるケースも増えてきています。
例えば「エステ」「医療サービス」「投資」など未成年者にはあまりみられなかったトラブルです。
金融庁では中高生でも学べる、家計管理や生活設計の必要性、預貯金・保険・クレジット/ローン・投資に関して最低限知っておくべきことなどを簡潔にまとめられた「基礎から学べる金融ガイド」が公開されています。見てみると私も非常に勉強になるものが多く、もっと若いうちから勉強しておきたかったなと思います。
また、小学生でもお金について学べるように、小学生に人気の「うんこドリル」と金融庁がコラボした教材も公開されており、人気の為パンフレット等は在庫が不足しているとのこと。
私の世代では、どこかお金の話は悪いもの。というイメージがあり、私の家庭の中でも友人ともほとんど話題になった事はありません。家の中では「株で失敗したとか、ゴルフの会員権が・・・。」などそんな会話は聞こえていました。。。そんな環境でしたので「投資はいけないもの、コツコツ貯金しなさい」という考え方を教えられてきただけ。皆さんの家庭ではいかがでしたでしょうか?
つみたてNISAのような投資信託の積立投資は、早く始めるほど大きなメリットを得られる可能性があります。 それは、投資資金を運用して得られた利益が元本に加わって、さらに増えていく「複利」の効果があるからです。
正しい知識を早いうちに身に着けて自分が思い描くライフプランを考えていきましょう。
出典:金融庁ウェブサイト