産業お役立ちコラム
【人事:採用(前編)】「良い保健師さん」ってどんな人?人事の方がチェックできること
産業保健師さんを会社で採用しよう!そう思って人材紹介会社を活用することもあると思います。
スケジュールを立てて、予算も取った!いざ面接をして、経験もばっちりの方を採用することに成功♪従業員の皆さんの健康管理もばっちりだと思っていたのに…
・自分の経験だけを信じて、他のスタッフと協働することができない
・自分に自信がないのか、経験者???と思うような働きぶり
・保健師の業務しかしません!という仕事のすみわけをされてしまった などなど…
そんな理由で雰囲気が悪くなってしまったり、早期退職になってしまったご経験はないでしょうか?
せっかく人事の皆さんも一生懸命だったのに、やるせない気持ちになりますよね…
今回はそんな悲劇が起こらないために、面接での質問や見るポイントなどをご紹介!
保健師さんは「面接官目線だとこんなことを思うの!?」っと思いながら読んでみてくださいね♪
良い保健師って何???
そもそも「良い保健師さん」とは「企業を助けてくれる保健師さん」のことだと思います。
企業を助けるというのは、それぞれの企業で課題が異なるため、企業の数だけ助ける方法が異なります。
つまりはスキルや経験がばっちりだからという部分だけでは、「良い保健師さん」かどうかはわからないんです…
○会社の雰囲気、所属部署が求める人物像を固めておきましょう。
例えば…
1.これから新しく健康管理室を立ち上げる!ヘルスリテラシーもあまり高くない社員が多い
→年齢は少しベテランであっても、経験豊富で講演経験のあるような方がフィットするかもしれません。
2.複数人体制で、健康管理室をより機能させるために増員したい!
→経験が浅かったり、未経験でも柔軟性があって、何事も前向きにとらえる方がフィットするかもしれません。
会社の課題を固めることで、産業保健師としての経験、年齢層などがおおよそ固まってきます。
その上で、会社の雰囲気を考慮することでさらにターゲットが絞っていけます。
少しまったりとした雰囲気、穏やかな方が多い職場であれば、
バリバリとお仕事をする保健師さんはギャップを感じてしまうかもしれません…
穏やかなお人柄であれば、ペースは少しゆっくりかもしれませんが、フィットする可能性が高いですね。