産業お役立ちコラム
ご存じですか?保健師さんの映画
保健師を題材にした映画、ご存じですか?
数年前には産業医の女性が主役のドラマが話題になりましたね。
現在保健師として働く方、これから目指す方にもオススメな映画をご紹介します。
「孤島の太陽」
1968年公開。おそらく日本最古の保健師映画かと思われます。
実在する保健師荒木初子さんが題材の映画です。
戦後間もない沖ノ島へ派遣された保健師が、衛生問題改善や乳児死亡ゼロ対策に奮闘する姿が描かれています。
2015年に、沖ノ島に荒木初子さんの像も建てられています。生家も保存されているそうなので、実際に見に行ってみてはいかがでしょうか。
「日本の保健師さん」
2014年公開と新しいですが、お話の内容は1942年の物語です。
こちらの主人公も実在する前田黎生(まえだあけみ)さんです。
昭和17年に名古屋市の保健婦第1号となった前田さんが、人生をかけて人々を救う姿が感動的です。
「1000年後の未来へー3.11保健師たちの証言―」
記憶にも新しい、2011年3月11日の東日本大震災。
被災地で働く保健師さんの様子が記録されたドキュメンタリー映画です。
先日は岩手県で上映会がありました。今後も自主上映会を企画していくそうなので、お近くの地域で上映されないか、WEBサイトをチェックしてみてください。
今の日本にとってなくてはならない「保健師」。
一方で、保健師の業務内容についてはあまり知られていないという現実も・・・。
映画を通して、もっともっと保健師という存在について知ってもらいたいです。