医療の非効率を改善する為、タスクシェアを検討
政府の規制改革推進会議で、医療従事者の仕事は法律などに基づいて定められているが、職種を超えて分担する「タスクシェア」が検討されます。介護施設の人員配置基盤を緩和する方針も盛り込まれています。
看護宅では
例えば患者宅では看護師が点滴の薬剤を充填・交換したり、床ずれに薬を塗ったりすることが多いですが、こうした仕事を薬剤師らが代わりにできないかと案が出ており、現状では患者のニーズに合わないと指摘がありました。
看護師が足りない地域がこれから増えるとみられており、今後の看護師人材不足問題の解消と患者本位のサービスができないか模索されています。
介護施設では
介護施設の入所者3人につき、少なくとも1人の職員を配置する現行の基準を特例で柔軟に運用。一定の要件を満たす施設なら1人で4人に対応できるようにする案が出ており、厚労省が実証試験などを踏まえて調整されます。
参照:日本経済新聞