産業お役立ちコラム
太りにくい糖質は?
あなたの好きな主食は何ですか?
ごはんやパン、パスタなど色々な種類がありますよね。
これらには、糖質もたくさん含まれているため、ダイエットの敵のようなイメージがあるかもしれません。
ただ、主食の選び方によってはダイエットにも良い影響がある場合があるんです。今回は主食の選び方についてご紹介いたします。
【炭水化物は敵か?】
実際に炭水化物には糖質が多いのですが、炭水化物のなかでも、血糖値を急上昇させるものと、穏やかに上昇させるものがあります。
血糖値を急上昇させると、脂肪を身体にため込みやすくなり、血管にダメージを与えたり、心筋梗塞や脳卒中のリスクを上昇させたりしてしまうため、血糖値の急上昇には気を付けなければいけません。
【「GI値」を気にしたことはありますか?】
炭水化物には血糖値を急上昇させるものと穏やかに上昇するものとあると書きましたが、それを分かりやすいように表示したものが「GI値(グライセミック・インデックス)」です。
GI値が高いものは血糖値を急上昇させ、GI値が低いものは穏やかに上昇させます。
【主食のGI値の例】
高GI値のもの:食パン・白米・うどんなど。
中GI値のもの:パスタ・ライ麦パンなど。
低GI値のもの:そば・全粒粉パン・玄米など。
食パンを選ぶなら全粒粉パンを、白米を選ぶなら玄米にしてみるとGI値が抑えられますよ。
分かりやすい特徴としては、色が白いものではなく茶色いものを選ぶ、これがポイントになります。
しかし、せっかく全粒粉パンを選んでもバターやジャムをたっぷり塗ってしまっていては、余分なエネルギーの摂取に繋がってしまいます。
主食も、種類によっては身体への影響が変ってくるため、自分に合った食材を見極めて、まずは今日から茶色いの食材を意識してみてはいかがでしょうか。