産業お役立ちコラム
子どもの視力低下に注意!
最近、子どもの視力低下が問題になっているのはご存じですか?
早期に強度の近視を発症すると、将来失明のリスクが高くなるとも言われています。
現在、高校生の70%が1.0未満の近視、小学生の35%が近視の状態と考えられているため、早い段階から対策を行いたいですね。
【近視の原因とは?】
近視の原因としては、長い時間近くを見つめることが多いと言われますが、その他にも生活習慣や遺伝など様々な要因が関わっているようです。
そのため、原因の特定は難しく、治療法も確立されていないため、視力が低下しないように予防することや視力低下の進行を抑えることが大切です。
【日光浴と近視の関係】
最近では、1日2時間ほど太陽の光を浴びることで、視力の低下を防ぐことが出来るのではないかと期待されています。
40年前に比べて、子どもたちの外遊びの時間は約1時間減少しています。
子どもの生活習慣の変化はありますが、塾や習い事などで時間的な制約があったり、ゲームやスマートフォンなどの普及により外遊びの機会が減少してしまったりと、子どもの目の健康を守るためにも今一度、親子で生活習慣を見直してみても良いですね。
【目に良い栄養素とは】
近視食事からでも目に良いとされる栄養素を意識して摂ることも大切です。
目の健康といったらブルーベリーを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、この食材に含まれるアントシアニンには抗酸化作用があり、他にも疲労回復やピントの調節にも関わるなど、目の健康を幅広くサポートしてくれる食材です。
緑黄色野菜に含まれるルテインは抗酸化作用が、β-カロテンには目の粘膜の機能維持や暗い所でも視力を保つ役割があります。
また、肉や魚などに含まれるビタミンB群も目の神経が正常に働くために欠かすことは出来ませんので、日ごろからバランスの良い食事を心掛けながら、天気の良い日は散歩をして目に優しい生活を送っていきましょう。