マイナンバーカードを健康保険証として利用できる
マイナンバーカードの普及が進んでいます。昨年10月から健康保険証としても使えるようになりました。様々なメリットがあるのでご紹介します。
特定健診や薬歴を閲覧して健康管理に役立てられる
マイナンバーカードの保険証利用により、マイナポータルで2020年度以降に実施された過去5年分の特定健診結果を順次見られるようになります。また、処方された薬の用法、用量などの薬歴情報も同様に確認ができます。
さらに、本人が同意をすれば、医療機関や薬局はその方の特定健診の結果や薬歴情報も閲覧できます。本人からこれまでの経緯を毎回説明する必要もなく、医療機関や薬局では、正しい情報が入手できるため、適切な診療や処方につながります。
医療機関や薬局での保険証確認が簡単に
これまでは、月初に保険証の確認を医療機関や薬局などの窓口で求められていましたが、マイナンバーカードを窓口に設置されたカードリーダーにかざすだけで、確認ができます。
また、高額療養費制度については、マイナンバーカードを保険証として使うと、限度額適用認定証がなくても、限度額以上の支払いが不要となります。
保険証利用には事前の申し込みが必要
事前申し込みはセブン銀行や、医療機関や薬局の窓口に設置されているカードリーダから行えます。今年6月30日から保険証利用申し込みで7500円相当のポイントがもらえる事業が始まる予定です。