産業お役立ちコラム
睡眠と食事の関係とは?
みなさん、質のよい睡眠はとれていますか?
“寝ても疲れがとれない”、“夜中に何度か目が覚めてしまう”など、悩んでいる方は、生活習慣や食事の乱れがないか振り返りをしましょう。
生活リズムが整うと、適度な睡眠で回復することができます。
質の高い睡眠のために、生活習慣と食事のタイミングを見直してみましょう。
【体内時計をリセットするには?】
人の体内時計は約25時間となっており、起床後に明るい光を浴びることでリセットされます。
あわせて大切なのが、食事のとり方です。特に、朝食は就寝中に下がった体温を上げ、脳を活性化し消化器官の働きも活発にします。
ご飯やパンなどの炭水化物、卵や納豆などのたんぱく質、ビタミン・ミネラルがとれる野菜・果物をとりましょう。
【睡眠不足とホルモンの関係】
夕食は、就寝3時間前に終えるのが、胃腸を休ませるためにも理想的です。
過度なアルコールは、眠りを浅くしてしまうので、適量に調整しましょう。
睡眠不足の状態になると、体内のホルモンバランスは、「レプチン」という食欲を抑えるホルモンの分泌が減少し、「グレリン」という食欲を高めるホルモンの分泌が増加します。
そのため、睡眠不足の時ほど食欲は増進する傾向にあり、体重が増えやすくなります。
【睡眠の質を高める方法】
・なるべく毎日同じ時間に起床し、太陽の光を浴び、決まった時間に就寝を心がける
・入眠に影響を与えないように、就寝約3時間前までに食事を、約2時間前までに入浴をすます。
・カフェインや飲酒の量を調整し、就寝前のスマートフォンなどの端末の使用を控える
・食事を決まった時間にとる。特に、朝食は、体内時計リセットのために必ずとる。
・日中適度な運動をする
すぐに取り入れられる簡単な習慣ばかりですので、元気な明日のためにぜひ実施しましょう。