マダニに注意
マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が、じわじわ増えています。夏本番の前に庭の草むしりなどをする人も多いのではないでしょうか。これまでは西日本中心でしたが、愛知県や静岡県でも確認され、東日本へと広がりつつあります。
飼い犬や飼い猫にも感染例があり、人にもうつります。この感染症は発熱や嘔吐、出血などの症状があり、重症化すると命に関わり危険です。
各自治体などでは、マダニ感染症に注意を促しています。そこでは草むらにできるだけ入らない、肌を露出しない、脱いだ上着やタオルを草の上に置かない。など予防を呼びかけています。
吸血中のマダニに気が付いた際、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりする恐れがあるので、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去,洗浄など)をしてもらってください。
参照:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html)
yahooニュース(https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaatsuo/20220617-00301341)