産業お役立ちコラム

大豆イソフラボンは女性の強い味方

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女性は更年期に入ると、ほてり、イライラ、手足の冷え、肩こりや頭痛などのつらい症状が現れます。

これらは、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少することが原因となっています。

実はエストロゲンと似たような働きをする成分を食事でとることができます。

その成分を補うことで、症状が緩和されるケースがあります。

その成分は「大豆イソフラボン」といわれる大豆に含まれる抗酸化成分の一種です。

大豆イソフラボンには3種類あり、その中の一つ「ダイゼイン」という成分が、腸内細菌によって「エクオール」という成分に変わり、体内でエストロゲンと似た働きをします。

ただ、腸内でエクオールへと変換させる腸内細菌を持っているかどうかは個人差があり、約半数の方はほかの食品と一緒にそのまま体外に吸収されてしまいますが、腸内環境を整えることはエクオールの産生に繋がるだけでなく、セロトニンという“幸せホルモン”の生成にも役立ちます。

腸活に役立つ食物繊維や乳酸菌、発酵食品をとる事もおすすめです。

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大豆イソフラボンはその名の通り大豆製品に含まれています。

納豆、豆腐、豆乳、油揚げ、厚揚げ、きな粉など身近で取り入れやすいのではないでしょうか。

継続的に摂取することで、エクオールの産生が促進されますので、15075㎎を目安にとりましょう。

豆腐なら2/3丁(40.6㎎)、納豆なら1パック50g36.8㎎)、豆乳200ml51.1㎎)。油揚げ1枚(11.8㎎)、きな粉大さじ120.0㎎)です。

また、ホルモンバランスを整える作用が期待できるビタミンEもあわせてとる事も効果的です。

胡麻・くるみ・アーモンドなどの種実類やかぼちゃ、アボカドなどに多く含まれます。

大豆製品、食物繊維、乳酸菌、ビタミンEをポイントにして、3食バランスよく食事をとりながら様子をみましょう。

 

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