産業お役立ちコラム
健康にダイエットをしよう
ダイエットのために食事を抜いていませんか。
「食べないダイエット」は身体によくありません。
空腹時間が長いと、次の食事をした際に、血糖値が急上昇してしまう血糖値スパイクが起きてしまうからです。
体型と血糖値
体型の変化と血糖値には深い関係があります。
食事をすると誰でも血糖値は上がりますが、徐々に上昇する分には問題ありません。
しかし、血糖値が急上昇することにより体内で急激な変化が起き、太りやすい状態となります。
では、どのような変化が起きているのでしょうか。
食事をとることで血糖値が上がると、インスリンが分泌されて血糖値を正常に戻そうとします。
インスリンは血中のブドウ糖を吸収するのに必要なホルモンですが、過剰なブドウ糖は中性脂肪に変える働きもします。
血糖値が急上昇することで過剰にインスリンが分泌され、ブドウ糖を吸収しきれずに中性脂肪に変えてしまうため脂肪がつきやすくなります。
血糖値スパイクを予防しよう
血糖値スパイクを起こさないための対策をご紹介します。
①糖質の摂取量を一定になるように意識する
糖質の摂取量が三食で一定になるように、一食当たりのご飯の分量を決めておくとよいでしょう
②食物繊維を積極的に食べる
食物繊維には糖質や脂質の吸収を緩やかにする働きがあります。一緒に食べるようにしましょう。
③低GI値の糖質を選ぶようにする
GI値とは血糖値の上がり方の指標です。低GI値が低いものは血糖値も上がりにくいので意識してみましょう。
低GI値の食品:そば、玄米、さつまいも など
④食べる順番を意識する
食物繊維の多い野菜やきのこ、海藻などを先に食べることで糖質の吸収が緩やかになります。
ちょっとした食事の変化が健康につながります。できることから始めてみましょう。