産業お役立ちコラム
食事でできる目のケアとは?
普段の生活で目の奥が痛くなったり、目の乾燥を感じたりすることはありませんか?
現代人は仕事でパソコン、携帯電話でSNSや動画の視聴で目を酷使しがちです。
これが疲れ目やドライアイになる最大の原因です。
他にもダイエットや偏った食事などで目の健康に必要な栄養素が不足すると、疲れ目に加え、視神経の働きが悪くなり、視力の低下に繋がることもあります。
目に違和感があったら、遠くの方を見て目を動かし筋肉の緊張をほぐしましょう。
蒸しタオルで目を温めるのも効果的ですし、疲労が蓄積する前に日頃からケアが大切です。
食事で取り入れたい栄養素は、目のビタミンと呼ばれているビタミンAです。
ビタミンAには、涙の量を増やして、目の乾燥を防ぐ働きがあります。ビタミンAは動物性食品だとレバー、ホタルいか、しらす干しなどに多く、植物性食品ではモロヘイヤ、にんじん、明日葉などの緑黄色野菜に多く含まれています。
ビタミンAは脂溶性ビタミンのため、油を使う調理法や、脂肪分の多い肉や魚などと一緒に取ることが吸収率もアップするのでおすすめです。
生で食べる場合は、オリーブ油などを少量かけるのも良いでしょう。
他にもポリフェノールの一種である、アントシアニンも目の疲れに効果的な栄養素です。アントシアニンは、ブルーベリー、ぶどう、赤しそ、なすなどに多く含まれています。
先ほどお話ししたビタミンAが多く含まれる食材と組み合わせて、“にんじんとレーズンのサラダ”や、“レバーとなすの炒め物”などいかがでしょうか。
毎日使う目のケアを、ぜひ食事でも対策してみてくださいね。