産業お役立ちコラム
「まごわやさしい」で腸活
「まごわやさしい」という言葉をご存知でしょうか。
これは健康的な生活を送るのに良いとされる食材の頭文字を並べ替えた言葉です。
また、これらは腸内環境を整えることで、免疫力を高める一助としても期待される食材です。
それでは詳しく見ていきましょう。
「ま」
豆の「ま」です。
大豆・納豆・豆腐などには良質なたんぱく質の他にも食物繊維が豊富に含まれており、善玉菌が活発に働くためにサポートをしてくれます。
さらに、発酵食品である納豆に含まれる納豆菌は善玉菌に分類され、腸内の悪玉菌の増殖を抑制して腸内環境を整える役割があります。
「ご」
ごまの「ご」。
ごまはセサミンなど抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富なだけでなく、血液中のLDLコレステロールを減少させるオレイン酸やリノール酸などの良質な油を多く含みます。
「わ」
わかめの「わ」。
わかめだけでなく海藻類全般を指します。
水溶性食物繊維が多い海藻類は腸内細菌のエサとなり、腸内の善玉菌を育てて活性化させる働きがあります。
「や」
野菜の「や」。
野菜には食物繊維が豊富に含まれていて、特に多いのがゴボウなどの根菜です。
大切なのは様々な種類の野菜をバランスよく摂ることで、目安量として1日350gを目標に食べることが推奨されています。
「さ」
魚の 「さ」。
いわし・さばなどの青魚には良質な油であるDHA・EPAが豊富です。
これらは、腸の中の炎症作用を沈めて、善玉菌が増えやすい環境を作るなどとして期待されています。
「し」
しいたけの「し」。
しいたけなどのきのこ類を表しますが、きのこ類には食物繊維が豊富で、価格も比較的安価で通年で手に入れやすい事から毎日続けるにはおススメの食材です。
「い」
さつまいも・じゃがいも・里芋などのイモ類の「い」です。
保存が可能な食材で腹持ちも良いため常備しておくと何かと重宝しますよ。
「まごわやさしい」を活用して今日から健康への第一歩、踏み出しましょう。