産業お役立ちコラム
【ハラスメント】あなたは大丈夫?パワハラについて
フォトハラ、ラブハラ、ソーハラ・・・現在なんと39種類ものハラスメント定義があるそうです。
ハラスメント(harassment)とは「嫌がらせ」という意味で、相手に嫌がらせを行うことを指します。
たとえ発言・行動した本人にそのつもりが無かったとしても、受け取る相手が苦痛を感じたり傷ついてしまうような行為はハラスメントに該当します。
今回は、みなさんが一番耳にすることが多いかと思われる「パワハラ」についてお話します。
パワハラとは・・・
パワーハラスメント(和製英語)の略です。
英語ではAbouse of authority(職権の乱用)等と言われています。
職務上の地位や役職を利用し、精神的・身体的に業務の範囲外で苦痛を相手に与えることです。
パワハラ6つの定義
現在、パワハラに定義される6つのハラスメントとその例をご紹介します。
・身体的な攻撃
職場、宴会の席等で仕事の話が過熱し、頭を小突く。
・精神的な攻撃
大勢の前で「バカ」等の暴言を吐く。大勢を宛先に入れたメールで暴言を吐く。
・人間関係からの切り離し
ある社員のみ仕事を割り振らず、意図的に会議やプロジェクトから外す。
・過大な要求
業務で手一杯な社員に、他の同僚の仕事をさせる。
・過小な要求
本人は「プロジェクトに貢献したい」と申し出ているのに、業務を減らされた(外された)。
・個の侵害
飲み会に参加しない者に対して暴言を吐く。恋人の存在等プライベートを詮索する。
部下をいじられキャラにすることや、冗談めかして部下の失敗を嘲笑すること、飲み会での一気飲みの強要なども立派なパワハラに該当します。
コミュニケーションのつもりが相手を傷つけている可能性もありますので、改めて言われた相手の立場に立って考える必要があります。
職場の人間関係を円滑にして、全員が楽しく働ける職場を目指したいですね。