産業お役立ちコラム

ハラスメントのリスク

ハラスメントのリスク写真

ハラスメントとは英語の「harass」。嫌がらせをする、やいやい言う、攻撃するという動詞が語源で、名詞形にすると「harassment」。日本語に直訳すると「迷惑行為、嫌がらせ」ということになります。ハラスメントは現代ではいろいろな場面での「嫌がらせ、いじめ」と解釈されており、他の人に対する発言や行動など本人の意図とは関係なく相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけ、不利益を与えたり、脅威を与える事を指しています。

では、ハラスメントに対してしっかり対処できない企業はどんなリスクを抱えているのでしょうか?大きく分けて2つのリスクがあると考えられています。

1.法的責任を負う事 
企業には不法行為責任や債務不履行責任など「法的責任」が求められます。更にハラスメントがあったと証明されれば被害者が被った精神的なダメージによる損害を賠償する義務を負います。

2.人材確保の困難 
ハラスメントが発生した職場では従業員のメンタルヘルスに大きなダメージを与えかねません。その為、多くの従業員はモチベーションを維持することが困難となります。結果、転職者が増加することが考えられます。ハラスメントをきっかけに民事紛争が生じれば企業イメージや風評など会社の信用と信頼を揺るがす事態を引き起こしかねません。すると新規従業員の確保も困難となってしまいます。

では、ハラスメントに対してどのように対処していけば良いのでしょうか。対処するには方法を知らなければなりません。まずは、「こんなハラスメントがあるのだ」と知る事が大事です。実は多くの人がハラスメントと気づかずにしてしまっているケースが多くそこが問題なのです。

 

次のコラムではどんなハラスメントがあるのかご紹介していきます。

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