産業お役立ちコラム
そろそろ十五夜のお月見ですね
そろそろお月見の日ですね。お天気が気になるところではありますが、こんな日はゆっくりと涼みながら秋の空を楽しみたいですね。
今年の十五夜は9月10日の土曜日という事もあってイベントも各地で賑わいそうですね。浴衣で出掛けてみるのも楽しそうです。
私は、お月見といえば、月見団子とすすき。子供の頃は近所の河原ですすきを取ってきて飾っていました。月見団子は、収穫の祈りや感謝を表すのは何となく想像はできますが、すすきはどんな意味があるのでしょうか。
すすきは稲穂の代わりだった
すすきは、神様の依り代(神様や精霊がよりつくものや場所)で、本来の依り代は稲穂です。しかし、まだこの時期には収穫が早い時期であり、形状が似ていることからすすきを使われるようになったそうです。
またすすきは魔除けになると考えられており、お月見にお供えしたすすきを玄関の軒先に飾ると無病息災につながるとも言われています。
中国では月餅を贈り合う
中国では、お祝い事としてお月見をしながら家族で宴会などを楽しむそうです。その時に食べるのが月餅。親しい人と月餅を贈り合う習慣があるそうで、会社から福利厚生で頂いたりもするので、引換券を贈り合うようになっているそうです。確かに月餅ばかり食べられないですよね。
月餅は、中華レストランや最近ではコンビニでも見かけるようになりましたが、まぁるい形状であんこの入った、日本でいうとおまんじゅうのようなお菓子です。
大きさはそれぞれで10㎝程のものもあれば、50㎝の大きなものもあります。月餅の中の餡などは色々と種類がありますが、私は月餅の中心にあひるの卵が入っているものが、満月に見立てられていて好みです。そしてケーキを食べるように人数に切り分けて頂きます。
今年のお月見はどんな風に過ごしますか?