産業お役立ちコラム
家庭菜園に挑戦
5月は田植えの季節でした。我が家も先月、家庭菜園を始めました。
現代では、田植え・農業体験など各地で開催させることも多くなりましたが、ご自宅のプランターや庭で野菜を育てることも貴重な経験になるのではないでしょうか?
野菜嫌いのお子さんを持つご家庭でも、食物を育てる大切さ、命を頂く大切さを学べます。
この時期では、夏野菜を家庭で育てるために、種を植える方も多いでしょう。
プチトマト、きゅうりなどは、収穫してすぐに食べられますし、ナス、ピーマンなど、カレーにも十分使えますよね。
夏野菜は水分も多いため、それを生かし、水を使わず調理すると、非常に濃厚な味のカレーに仕上がります。
ぜひこの夏に食すことを目的に、始めてみませんか?
実は、夏に万能なハーブの「大葉」も家庭菜園にお勧めです。
虫もあまりこないので育てやすく、収穫期間も長く、たくさん摘み取ることが出来ます。
薬味や飾りとしてのイメージが強いですが、実はメインに仕上がるレシピもあります。
たっぷりの大葉またはバジル、オリーブオイル、鯖水煮缶、粉チーズ、くるみを合わせてミキサーに入れてつぶし、パスタにかけるとジェノベーゼ風に。
また、切らずにごま油、塩で混ぜた後、オーブンで焼くとパリパリのチップスのような味わいになります。
他にも、チヂミや餃子の具やおにぎりに混ぜたり、ソーメンのおつゆに刻んだりするのも夏にかけて良いですよね。
家庭菜園では、たっぷり使えるのも大きなメリットです。
大葉は栄養価も高くビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。
なかでもカルシウム・β-カロテン・ビタミンB2の多さは野菜の中でもトップクラスです。
今まで食卓にあっても、それほど意識していなかった方も、是非家庭菜園で育て、夏野菜の一つとして使われてみてはいかがでしょうか。