産業お役立ちコラム
お米を食べよう!
日本といえば米と言われるほど米文化が浸透している日本ですが、現在は麺やパンなど主食も多様化しています。
今回はお米の良いところをご紹介します。
脳が活発に
米を炊いた米飯はパンや麺に比べて粒状のため、よく噛む必要がありますが、嚙む動作は脳を活発にし、認知症予防につながるとされています。
でんぷんは体の中でブドウ糖に変化し、エネルギー源として脳の働きを活性化する役割を備えています。
また、お米は脳の状態を常に新しくするビタミンB1などを多く含む食材とも好相性。
そのため健康的なごはん食を続けていけば、おのずと脳の働きが活性化するのです。
淡泊な味の米飯は様々な種類のおかずと組み合わせることができますし、日本人の味の好みにあることからも主食として浸透していますね。
お米の栄養
お米の栄養は精米方法、つまり白米と玄米で異なります。
〈白米(100gあたり)〉
炭水化物77.6g、タンパク質6.1g、脂質0.9g、ビタミン・ミネラル0.5g、食物繊維0.5g
〈玄米(100gあたり)〉
炭水化物74g、タンパク質7g、脂質、2.7g、ビタミン・ミネラル1.2g、食物繊維3g
食味の良い白米は胚芽や米ぬかを取ってしまう分、栄養価は下がってしまいます。
一方で、玄米は食味こそ白米に劣りますが、オリザニン(ビタミンB1)を含むビタミン・ミネラルが多く、栄養価は高くなっています。
お米は太る?
近年糖質制限ダイエットなどが流行したりした影響で「お米は太りやすい…」というイメージを持っていませんか?
実はごはん食は、パンや麺とは違い、水分を多く含み塩分や脂質も含まれず、とてもヘルシーです。
食べ方次第でダイエットにも役立つ優秀な食材です。
野菜や魚、海藻類や大豆を組み合わせた昔ながらの食事は、食べ合わせや栄養バランスなどの面から見ても理想的です。
ごはんをしっかりとることでつい手がのびてしまうおやつも減りやすく食欲のコントロールに役立つことも分かっています。
皆さんもおいしくヘルシーなお米の食べ方、改めて意識してみませんか?