産業お役立ちコラム
骨密度は季節によって変わる?!
みなさん、『骨粗しょう症』一度は聞いた事ありますよね?
なんとなく、高齢者に多いイメージをお持ちかもしれませんが、
実はこの骨粗しょう症、、とても身近で怖い病気です。
骨粗しょう症になるとどうなるか・・
腰痛を引き起こしたり・・
ひどいと寝たきりに・・!?
骨量は20歳代が最大値ですが、経年的に低下していきます。
<下記に当てはまる方は要注意!>
◆運動不足(運動は骨芽細胞が活性化し新しい骨を作ります。運動不足は丈夫な骨が作られません)
◆飲酒や喫煙(エストロゲンの分泌を低下させ、骨量の減少へ)
◆ダイエットのし過ぎ(若いうちにダイエットすると、閉経後の早いうちに骨粗しょう症リスクが増加)
◆閉経後の女性(骨密度を保つ働きがある女性ホルモンの低下により)
◆高齢者・遺伝・糖尿病や慢性腎臓病などの生活習慣病をお持ちの方
<予防☆強い骨を作り、健康寿命を延ばそう!>
骨粗しょう症の予防には『骨密度』について知り、増やす事が大事です。
実はこの骨密度、季節によって変わるのってご存じでしたか?!
骨密度は1年の中でも変動しているそうです。
それはなぜ・・?
骨密度は夏から秋かけて増加し、冬から春にかけて減少します。
紫外線の強さや日照時間が体内での『ビタミンD』の生成にきく関係しているからなんです。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨の代謝に関わる栄養素です。
ビタミンDは食べ物からとる以外にも太陽に浴びることによっても体内で生成することができます。
骨密度に関連するおもな栄養素は他にもカルシウム・マグネシウム・ビタミンKがあります。
カルシウムは骨や歯を形成するミネラルで、
不足すると骨が十分に成長せず骨粗鬆症の原因になります。
またマグネシウムが不足すると骨の形成に影響が出ると言われています。
そしてビタミンKは骨の形成に重要な栄養素です。
みなさんの為に、ご家族の為に、今日から是非下記の食材を意識的に取り入れてみてくださいね。
【強い骨の味方☆ビタミンKを多く摂ろう】
カルシウム:牛乳・ヨーグルト・豆腐・小松菜等
マグネシウム:大豆製品・そば・パスタ・ナッツ・ほうれん草・バナナ等
ビタミンD:さけ・さんま・さば缶詰等
ビタミンK:青菜・納豆・ブロッコリー・にら・鶏肉等
参考:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト