産業お役立ちコラム

【身近にある栄養哲学】お肉部位と脂質の量を知れば、もっと楽に痩せられる?!

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【お肉の部位と脂質】

みなさんは、肉の部位によって脂質の量が異なることをご存知ですか。

日々の食事に欠かせない食材ですが、肉の種類・部位によっては、飽和脂肪酸やコレステロールといった脂質を多く含むものもあり、食べ過ぎてしまうと動脈硬化などの原因にもなるため注意が必要です。

<肉の脂質量(100gあたり)例>

・国産牛バラ 39.4g

・国産牛ヒレ  11.2g

・輸入牛バラ 32.9g

・輸入牛ヒレ 4.8g

・豚肉大型種バラ  35.4g

・豚肉大型種ヒレ  3.7g

・若鶏もも皮つき  14.2g

・若鶏ささみ  0.8g

しかし、肉は体をつくる良質なたんぱく源であり、ビタミン・ミネラルなど多くの栄養素も含むため、上手く摂り入れたいところ。

脂身を避け赤身肉を選ぶ、例えば牛や豚はバラ肉よりヒレ肉を選ぶことで、脂質を少し減らすことができます。 肉の中でも鶏ささみは、脂質が少なく、たんぱく質を多く含むため、メインのおかずにオススメです。

なお、肉料理が続く時は魚に換えるなど、献立を見直してみましょう。野菜はコレステロールの吸収を阻害してくれる食物繊維を含むため、積極的にメニューに入れることがおすすめです。

また、調理の一工夫として、「揚げる」➝「焼く」➝「蒸す」と使用する油の量を抑えられます。

焼いた時に出る油をキッチンペーパーで拭くことや、揚げ物にする時には、衣は薄く付け油の吸収を減らすことを心掛けましょう。

「上手な食べ方」を意識して、美味しいお肉を健康的にいただきましょう!

参考: 「八訂 食品成分表2021」女子栄養大学出版部

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