野菜を食べて血圧対策

皆さんは、野菜を毎日しっかり食べていますか？食べている！と答えた方も、１日３５０gという目標値はご存知でしょうか。

野菜を３５０ｇ食べると、日本人が1日に必要とされる栄養素の内ビタミンやミネラル・食物繊維などの目標量が摂れると言われています。

■野菜に含まれるカリウム

カリウムは、人体に必要なミネラルの一種で代表的な働きには体内の㏗バランスを保ち浸透圧を調整する働きがあります。

具体的には、ナトリウムを体外に排出する作用があるため、食事での塩分の摂り過ぎを調節する上でとても重要です。特に日本人は現在、塩分の摂り過ぎの傾向にあります。

塩分の摂り過ぎは、高血圧の原因に繋がります。高血圧を予防するためには、野菜をしっかり食べてカリウムの働きで余分なナトリウムを排出しましょう。

カリウムは緑黄色野菜に多く含まれています。先述した野菜摂取目標量350ｇの内、120gを緑黄色野菜が占めるのが理想です。

■おススメの食べ方

カリウムは水に溶ける性質があり、煮たり茹でたりすると水に溶け出すので、生野菜サラダで食べるのがおススメです。

調理法では、食材は洗ってから切る、大きめに切って食材が水に触れる表面積を減らす、水にさらすなら短時間にするのが良いです。みそ汁やカレーなどの汁物の具にすると、茹で汁ごと食べられるので無駄なく栄養を摂ることが出来ます。

加熱する場合は、茹でるより、焼く・蒸す・電子レンジで加熱するなど、水を使わない調理法の方がよりカリウムは食品中に残せますよ。是非今日から試してみて下さい♪

【参考】　

厚生労働省　https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b1.html

e-ヘルスネット　https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-005.html