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マーガリン、スプレッド、ショートニングは取りすぎに注意

マーガリン、スプレッド、ショートニングは取りすぎに注意写真

トランス脂肪酸はよく耳にする事が多いと思いますが、トランス脂肪酸とは、人工的に作られた不飽和脂肪酸の事です。主に、マーガリン、スプレッド、ショートニングに多く含まれており、以外と色々なものに多く含まれているので購入の際に成分表示を見て確認してみてください。

不飽和脂肪酸は、常温では液状で、植物油に多く含まれています。 オレイン酸、リノール酸、α-リノレン酸などがあります。リノール酸やα-リノレン酸は、人間の体内でつくることができないため必須脂肪酸と呼ばれています。

人工的に作られたトランス脂肪酸は体に悪影響を及ぼす

トランス脂肪酸は体に悪影響を及ぼす脂肪酸と言われています。摂りすぎると、冠動脈疾患やLDLコレステロール値を上昇させる原因になるという研究があります。日本でのトランス脂肪酸については、健康影響が飽和脂肪酸に比べてかなり小さいと考えられることから、1日の摂取量は、1日の総エネルギーの1%未満といわれています。計算式は、①(自分の1日の資質摂取エネルギー)自分の標準体重×3035kcal(身体活動レベル)×0.01、②(脂質量)①÷9kcal(脂質1gあたり9kcal)です。

脂質摂取が多い国では、加工品に、トランス脂肪酸含有量が加工品成分表示に表示義務があり、水素添加油脂使用規制がある国もあります。

摂りすぎには注意してくださいね。

出典:日本人の食事摂取基準(2020) 農林水産省HPhttps://www.maff.go.jp/index.html

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