産業お役立ちコラム
コーヒーの栄養素を紹介☕コーヒー好きな方は確認
朝食や、仕事の合間にコーヒーを飲んでリラックスしたり、気持ちを切り替える為に飲んでいる方、多いですよね。私は、ドリップする時の立ち上るアロマが大好きで、朝の寝ぼけた身体に目覚めのきっかけとなる嬉しいです時間です。今回は含まれる特徴的な成分をご紹介します。
■カフェイン
コーヒー豆や茶葉などに含まれる成分で苦みを持っています。神経を興奮させる作用があり、自律神経の働きや集中力を高めます。運動の約30分前にコーヒーを飲むとカフェインの効果に脂肪が優先的にエネルギー源として利用されることが分かっています。
■クロロゲン酸
ポリフェノールの1種です。コーヒーの健康機能はこのクロロゲン酸が持つ抗酸化作用が寄与していると言われていて、ポリフェノールは活性酸素を防ぐことが期待されています。
■カフェ酸
ポリフェノールの1種でコーヒー酸とも呼ばれています。コーヒーの色や苦味、香りのもとでリラックス効果があります。
■タンニン
タンニン酸とも呼ばれ、植物界に広く存在するフラボノイド類でポリフェノールの1種です。水溶液は皮膚に強い収斂性を与えるために渋みとして感じられます。適量であればタンニンはコーヒーの美味しさを引き立てますが、便を固くする作用があり、多量摂取により便秘を引き起こす可能性があります。
■リラックスや集中力に効果的な豆の種類
最近の研究では、ブルーマウンテン・グアテマラのアロマにはリラックス効果が高く、ブラジル・マンデリンは集中力を高める効果があると発表されています。その時の気分に合わせて効果的にコーヒーアロマを楽しむのもいいですね。
コーヒーによって受ける影響も様々です。カフェインの過剰摂取ではめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害が問題視されています。このため、食品からのカフェイン摂取に関しては、世界保健機関(WHO)は、妊婦に対しコーヒーを1日3から4杯までにすることを呼びかけています。コーヒーによる好影響を活かすためにも過剰摂取は避け、適切に摂取をすることを心掛けましょう。
参考:一橋出版 646成分表、主婦と生活社 栄養成分バイブル、コーヒーとからだのおいしい話、
厚労省HP、農水省HP