１日は２４時間、一人ひとり平等に時間がありますが、もっと１日に時間に余裕があればと思う事もしばしば。しかし、きちんと睡眠時間を取れないと身体の疲れも取れませんよね。そこで憧れるのがショートスリーパーの方達。レオナルド・ダ・ヴィンチ、エジソン、ナポレオンなどかつての偉人達もショートスリーパーが多かったのも有名ですね。

日本人のほとんどはバリアブルスリーパー

ショートスリーパーとは６時間未満の睡眠で十分な健康を維持できる体質の人の事で、睡眠時間のほとんどがノンレム睡眠の深い睡眠で、一般の人と余り変わらない時間を確保できています。日本人のほとんどは、バリアブルスリーパーと言われていて、睡眠時間が６時間～１０時間の睡眠で、時間を調整しやすいタイプの人の事を言います。また、ロングスリーパータイプの方もいて、入眠に時間がかかり、浅い眠りを繰り返す傾向があります。

なかなか睡眠時間が取れない方は、日中にパワーナップを

パワーナップとは、昼間の１５分～３０分間の仮眠の事を指し、企業でも取り入れているところが徐々に増えてきています。NASAの研究では仮眠を取ることで、仕事の効率が３０％アップする事がわかっています。

睡眠習慣チェックリスト

✔就寝４時間前はカフェインやアルコールを摂っていない
✔就寝前にたばこを吸わない
✔日中の生活場所と寝室を分けている
✔部屋着とパジャマをわけている
✔ストレス解消を日頃から取り入れている
✔就寝時間と起床時間のリズムが決まっている
✔テレビやスマホなどのブルーライトに気を付けている
✔睡眠中は、照明を消してカーテンを閉めている
✔睡眠中は静かな環境を心掛けている

自分のタイプを知る事で、不眠の悩みが解消される可能性もあります。例えば、ショートスリーパーなのに、ロングスリーパーだと思い込んでいる方などもいるかもしれません。
まずは、睡眠の習慣を１つずつ見直してみてそれでも改善しなければ、思い切ってショートスリーパーのリズムに挑戦してみるのも良いかもしれません。ただし、短時間睡眠になる方法は確立されていないので、注意が必要です。
アメリカの大学の研究では、ショートスリーパーの体質の方は特有の変異遺伝子を持っている事が明らかになっています。