コミュニケーションの取り方や不足で生じているメンタル不調

　厚生労働省から、令和３年度「過労死等の労災補償状況」が公表され、精神障害の労災補償状況で、請求件数と支給決定件数が過去最多となりました。出来事別にみると、「上司等から、身体的攻撃、精神的攻撃等のパワーハラスメントを受けた」が最多で、次に「仕事内容・仕事量の（大きな）変化を生じさせる出来事があった」が多くなっています。テレワークをされている人も多く、コミュニケーションを取る事が以前より簡単ではなくなった事も原因の一つではないでしょうか。また、ソーシャルディスタンスが長い間推奨され、精神的にもどこか「孤独」を感じ、引きこもり気味になっている人も少なくありません。

コミュニケーションを活性化しよう

私の周りでは、感染症が流行りだした頃「飲みニュケーション」が一時だけブームになりました。しかし仕事終わりで自宅からの参加だと、「ずるずると長丁場になり退出したくてもしづらい。」「家族と一緒の環境だと気になる。」「プライベートが覗かれているようで落ち着かない」など不評の声も多数ありました。

最近友人から聞いたこれは良いなと思った取り組みは、ランチタイムの共有です。少し豪華なメニューで、参加メンバーの自宅にお弁当を届けてくれるサービスを利用して、月に１度開催しているそうです。確かに、同じメニューなので、体験を共有でき会話も盛り上がりそうですね。ランチタイムということで、時間の制限もありますし、個人への負担も少なくてすみそうです。飲み物もつけて一人単価はだいたい4,000円～5,000円だそうです。

皆さんの職場ではではどのような取り組みをされていますか？

出典：厚生労働省　https://www.mhlw.go.jp/content/11402000/000955417.pdf