産業お役立ちコラム
体脂肪と内臓脂肪実際にはどう違うの?
皆さん、年々体重と共に体脂肪も増えていっていませんか?私も学生時代と比べ体脂肪がだいぶ増えています。このお悩みの脂肪ですが、身体の機能を正常に維持するために欠かせないものでもあります。体内での役割として以下のようなものがあげられます。
①細胞膜などを構成する
②エネルギーをためておく
③体温を保持する
④外部の衝撃から内臓を守る
と言っても体脂肪には適正量があり、多すぎても少なすぎても身体にとって負担となります。男性と女性では目安となる体脂肪率が異なり、標準的な体脂肪率は男性15%~25%・女性25%~28%とされています。
体脂肪率が低すぎると、体温調整がうまくいかなかったり、女性の場合ホルモンバランスの乱れで月経不順が生じたりするリスクが高くなります。
内臓脂肪と皮下脂肪
内臓脂肪は、胃、腸などの臓器のまわりにつく脂肪のことです。 体のエネルギーが不足した際に素早くエネルギーに変換されるので落としやすい脂肪です。皮下脂肪は全身につきますが、主に下腹部・腰まわり・おしりなどの皮下につく脂肪のことで、いったんたまると減りにくい脂肪です。
内臓脂肪と皮下脂肪の違い
皆さんのお腹についている脂肪はどちらのタイプでしょうか?ぶよぶよとしてつまめますか?それとも太鼓腹のようにポンポンと良い音が鳴るタイプでしょうか。実は後者の鳴るタイプのお腹の持ち主は、内臓脂肪が多いお腹になります。
女性より男性に多く見られるお腹で、食べすぎや飲みすぎ運動不足、ストレスなどですぐに溜まりやすいのですが、生活習慣を見直すと落ちやすいという特徴もあります。
女性で多いのはぶよぶよとした皮下脂肪の多いお腹です。お腹以外にも太ももや腰回り、二の腕など大きくつまめる場合には皮下脂肪が多くなっています。一度ついてしまうとダイエットや運動をしてもなかなか落ちづらいので大変です。