産業お役立ちコラム
お肉の料理を美味しくする工夫
あなたはお肉が好きですか?おうちでも、お店のようなジューシーなお肉が食べられたら素敵ですよね。今回はお肉を美味しくするポイントをご紹介します。
なぜお肉が固くなってしまうのか?
調理していて肉が硬くなりすぎると、美味しさも半減してしまいますよね。なぜお肉は硬くなってしまうのか、その理由は加熱することでたんぱく質が変性してしまうからなんです。例えば、よく動かす「もも」の部位だと、筋肉の繊維が多いため他の部位よりも加熱すると硬くなりやすい性質があります。
柔らかくするポイントは3つ
では、柔らかくするにはどのようにしたら良いのでしょうか?ポイントは3つ。
冷蔵庫から出して室温にしてから調理する
冷たいお肉を焼くと内部温度が上がらず、表面だけ焼けるため焦げてしまいます。結果として硬くなってしまうため、料理の約30分前には室温に戻しておくと良いでしょう。
繊維を切る
繊維を切っておけば、熱の変性を軽減でき食べやすくなります。包丁で切れ目を入れたり、棒で軽く叩いたり、ひと手間加えることで美味しさもアップします。
火加減
最初に表面を焼くことでおいしさを閉じ込め、蓋やアルミホイルなどをかぶせて内側まで火を入れましょう。他にも、お肉の下ごしらえの際にレモン汁や赤ワイン、炭酸水を利用すると繊維をほぐすことができるため、漬け込むとより効果的です。塩麹もお肉に含まれる酵素に働きかけてやわらかくなりますよ。
せっかく買ったお肉を最大限おいしく食べられるよう、ひと工夫して食事を楽しみましょう。