産業お役立ちコラム

唾液と食事の関係について

唾液と食事の関係について写真

美味しそうな料理や酸っぱそうな食材を見ると、ついついよだれが出てしまう…。なんて経験をした方はいませんか?今回は、私たちの健康に関わる唾液についてご紹介します。

唾液の役割

健康な成人では、1日あたり1.01.5リットル分泌されると言われています。生まれてから当たり前のように出ている唾液ですが、実は分泌量は20代をピークに低下して70歳を超えると半分以下になると言われています。唾液の量が少ないと、食べ物の消化が遅れたり食べ物がまとまらなかったりするだけではなく、虫歯や口臭の原因になったりと、生活の質の低下にも繋がりかねません。唾液は、食事をスムーズにするだけではなく、口腔ケアにも役立ちます。

食事で気を付けるポイント

①よく噛んで食べましょう

よく噛むことで唾液の分泌が促されます。噛む回数を増やすために食物繊維の多い根菜類や海藻類、きのこ、噛む力のいる乾物類等の食材を使うことがおススメ。食材を大きく切ったりするのも効果的ですね。目安としては、一口で約30回噛むことを意識しましょう。

➁水分をしっかり摂りましょう

唾液のもとになるのは水分です。食事の時だけではなく、起床後や外出の前後、入浴の際も忘れずとるようにしましょう。

③リラックスして食事をとろう

唾液の分泌は自律神経で支配されています。リラックスした状態に働く副交感神経が優位だと、唾液の分泌が増えます。逆に、ストレスがたまりイライラして交感神経が優位な状態では、唾液の量が減り粘性のある唾液が増えると言われています。

 

いかがでしたか?これを機に自分の唾液に目をむけて、今日から出来る事をコツコツと続けて口腔環境を見直してみましょう!

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