産業お役立ちコラム

むくみとの付き合い方

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寒くなってくると身体がむくむから辛い、という方はいらっしゃいませんか?立ち仕事で足がむくむという方も多いと思いますが、冬ならではの原因も考えられるかもしれません。

身体と水分の関係

私たちの身体は約60%が水分で構成され、水分は細胞の中に含まれる「細胞内液」と、血液や細胞と細胞の間を満たしている「細胞外液」に分けられます。むくみは、このバランスが崩れる事で起こると考えられます。

むくみの原因

筋肉を動かすことで血流が促進されますが、寒くなると末梢神経の血流を抑えて体温の低下を防ごうとします。この過程で、抹消の血流が悪くなりむくみが起こりやすくなります。デスクワークで体を動かさない時間が長くなってしまうのも血行が悪くなる原因の1つです。食べ物に含まれる塩分も関係していて、身体は塩分濃度を一定に保つ機能があり、塩分を取りすぎると濃度を一定に保とうとして、水分を多く取り入れようとするため、むくみが起こりやすくなります。

むくみの対策

筋肉を動かす

血流をよくするためには、筋肉を動かして身体を温めることが大切。デスクワークの方は、休憩時間に指先や足をマッサージしたりストレッチしたりして適度に筋肉を動かしましょう。あたたかグッズで身体を温めることも良いですね。

カリウムを摂取する。

カリウムは塩分(ナトリウム)の排泄を助けてくれます。カリウムの豊富な食材には、ほうれん草や人参、枝豆や切り干し大根があります。野菜以外にも。アボカドやバナナ、メロンや里芋、長芋や昆布などがあります。カリウムは水溶性で水に溶け出てしまう性質があるため、生のまま食べるか、スープまで食べられるメニューが効率よく摂れます。

寒くなると身体を動かしたくなくなりますが、動かすことで血行が良くなりポカポカとしてくるので、むくみ対策のためにも寒い冬こそ身体を動かすことを意識してみましょう。

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