産業お役立ちコラム
寝る前の寝室のセッティング
そろそろ眠る前のエアコンや加湿器の設定を始めている方も多いと思います。
眠る前は出来るだけ室内を暖めようと高温の設定にしている方もいるでしょう。
実際には何度位の温度が眠りやすいのでしょうか。
寝室の温度は
暖かいリビングで過ごした後、寝室に行くと寒くて交感神経が刺激されて目が覚めてしまうという事が私はよくあります。
気持ちよく眠れる室温は、低すぎても高すぎても睡眠の質が悪くなります。適温は16度~19度の範囲といわれています。
寝ている間、暖房をつけておくのは勿体ないと感じる方も多く、その分下着や寝間着の重ね着や布団もたくさんかけている方もいらっしゃると思いますが、そうすると寝返りがしづらくなり睡眠の質が悪くなってしまいます。
お風呂場などでよく起こる事故としてヒートショック現象が有名です。
温度の急激な変化で血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳卒中など気を付けないといけないのですが、これと同じ現象が寝室でも起こります。お布団の中ではとてもぬくぬくとしていたのに、お布団の外に出ると凍えるように寒かったという寝室は注意が必要です。
寝室の湿度は
冬は特に空気が乾燥します。部屋を暖める時は一緒に加湿もしましょう。
部屋が乾燥しすぎていると、鼻の粘膜やのどをいためて睡眠の質が悪くなります。しかし、加湿しすぎもよくありません。明け方にかけ、気温が下がった時に湿度が高すぎて結露してしまうことも考えると、喘息やアレルギーの悪化も誘起してしまうので、不要なときには加湿器を止めましょう。
〇〇〇で簡単に加湿
加湿器を使っている方はとても多いと思います。実は加湿器以外にも濡れタオルを使う事で簡単に加湿することもできます。
バスタオルを水で濡らして絞ります
ハンガーにかけて部屋に吊るしておきます
6畳でバスタオル1~2枚分
寝る時は、顔の近くにバスタオルを置いとく事で粘膜の乾燥を防ぐ事ができます
加湿器のメンテナンスや、菌が部屋の中に撒かれている心配もしなくて済み、簡単な誰でも取り入れられる方法なので是非トライしてみてください。