産業お役立ちコラム

お酒を飲む機会も多くなってきました

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お酒は体質によりそれぞれ適量が異なってきますが、皆さんはアルコールの適量を意識してお酒を楽しめていますか?飲酒は生活習慣病と密接に関わっており、多量の飲酒は様々な病気を誘発させてしまう可能性が高まってしまいます。
お酒を多量に飲める方は1日の適量を確認しておきましょう。

1日のアルコールの摂取量は20g程度ですが女性も同じ?

お酒は色々な種類があり、その土地独特の風味もそれぞれ違い楽しませてくれます。しかしお酒は「百薬の長とはいへど、万の病は酒よりこそおこれ」という言葉もあるとおり、多量のアルコールを飲める方でも1日のアルコール摂取量を守る事が望ましいです。1日のアルコールの摂取量は男性は20g程度女性は半分の10g程度が望ましいとされていますので、一度ここでお酒の種類別にどのぐらいの量のアルコールが含まれているのか確認しておきましょう。尚、飲酒習慣が無い方に飲酒を推奨するものではありません。

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多量飲酒によって生じる病気

脳・・・・急性アルコール中毒、アルコール依存症、アルコール性認知症
心臓・・・心筋症、不整脈
食道・・・食道炎、食道がん、食道静脈瘤
胃・・・・胃炎、胃潰瘍
腸・・・・下痢
肝臓・・・脂肪肝、アルコール性肝炎、肝硬変
膵臓・・・急性膵炎、慢性膵炎
代謝・・・糖尿病、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症、痛風
神経・・・抹消神経障害
貧血・・・大球性高色素性貧血
性器・・・卵巣機能不全、勃起不全

 また、大量のアルコールを長年にわたり飲み続けることで、アルコールを飲まずにいられなくなってしまうのがアルコール依存症。実は最近とくに問題になっているそうです。症状としては、アルコールが抜けるとイライラしたり、手の震えや発汗、動悸、頭痛、吐き気などの離脱症状が現れる為、飲まずにいられなくなります。これでは仕事どころではありませんし、生活にも支障が出てきます。そういう状態になっても本人は認めようとしない傾向が強いので、周囲のサポートや「飲酒をやめる」という本人の強い意志も必要になります。最近少し飲みすぎているなと思ったら要注意!

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