産業お役立ちコラム
非常食・備蓄食の選び方とは
年末が近づくにつれ、大掃除をする家庭も多いでしょう。その際、自宅にある防災グッズの、非常食・備蓄食の整理(入れ替え)にも目を向けていますか?
非常食と備蓄食の違い?
まず、そもそも「非常食」「備蓄食」とは違いがあることをご存知でしょうか?
非常食とは、もしものための、最低限のエネルギー補給を目的とするもの(生きるための最低限のもの)。栄養価の高いゼリータイプのものや、スティックバーのものが一例です。軽くてかさばらず、かつ高エネルギーのものが理想です。
備蓄食は、長期に渡る避難生活に備えるもので、缶入りパン、カップ麺、レトルトパウチ食品、アルファ米、缶詰類などが一例です。
非常食・備蓄食も、長い保存期間のものを選びますが、いつかは賞味期限がきてしまいます。ストックはしているものの、見ていないうちに期限が過ぎていた、ということがない様、年末の大掃除と一緒に確認し、賞味期限の短いものから使い、使った分補充する、という形を取りましょう。
非常食は、エネルギー補給ができるもの、つまり普段の運動をする際にも使えるものです。もし普段運動をしない方であれば、年末の整理タイミングで、少し体を動かして非常食を使っても良いですよね。また備蓄食の、魚の缶詰なども料理をして食卓に並べてみましょう。魚の缶詰は、もともと良質のたんぱく質と油が豊富な、栄養価の非常に高いものです。健康生活に是非取り入れたいものです。
健康を意識し、「もしも」の時に備えられるよう、整理(入れ替え)しながら、家族みんなで考えていきたいものですね。