産業お役立ちコラム
せん毛を潤して風邪を予防しよう
冬は、空気が乾燥しやすく私達の体もその乾燥にさらされています。実は空気が乾燥すると私達の体から水分が蒸発し、気づかないうちに体内の水分が失われていきます。夏場と違い汗をかきづらい為喉の渇きもあまり感じられませんが、予想以上に脱水が進んでいたなんて事も起こりやすくなります。「めまい」「立ち眩み」「唇の乾燥」「尿量の現象、色が濃い」など心当たりがある方は水分が全く足りていません。補給をこまめに行いましょう。
せん毛って?
軌道の粘膜にはせん毛があり、口や鼻から空気が送り込まれた際にウイルスなどを絡めとり、咳や痰となって体外へ排出されます。しかし、このせん毛が乾燥すると、粘膜細胞にウイルスが付着しやすくなります。体内の水分が不足すると、血流も悪くなります。すると自己防衛システムが上手く働かなくなり、白血球の働きも悪くなり、ウイルスや細菌と戦えなくなってしまいます。
1日に1.2リットルは水分補給をしよう
やみくもに水分を取れば良いという訳ではありません。一度にたくさん飲んでも排泄されてしまいますので、こまめに飲むというのがポイントです。冬は水も冷たいので、水分摂取が苦手な方もいるでしょう。胃腸を温める為にも温かいものか常温のものを摂取してください。
1回の摂取量は150ml
起床時、10時頃、お昼、15時頃、夕食時、入浴前後、就寝前のタイミングでこまめに水分補給をしましょう。
1日に8回水分補給すると1.2ℓを飲める計算です。
特に寝起きは寝ている間に多くの水分が失われていると思います。その分ゴクゴクと飲めると思いますよ。出来るだけこの水分摂取はカフェインレスのものを選びましょう。