産業お役立ちコラム
歯の健康は食事も大事!
歯は食事を摂る上でとても大事な体の一部です。食べ物を咀嚼して、唾液と混ざって消化・吸収しやすい状態にします。また、歯が健康でないと食べることが困難になり、体に必要な栄養素を摂ることができません。そのため、歯の健康維持がとても重要です。歯にとって必要な栄養素を摂ることや、歯をきちんと磨くことはもちろんですが、他にも気を付けることで、歯の健康に役立つことがあります。すぐにできるので、将来の歯の健康にぜひ役立てましょう。
常に口の中に食べ物が入っているような状態は避ける
虫歯の原因の一つに糖分があります。糖分を多く含む飴やキャラメル、チョコレートなどの食べすぎや、ながら食いやダラダラ食いなどで食べ物が長時間口に入っていると、虫歯の原因菌の栄養が常に口腔内にあり、虫歯の発生リスクが上がります。そのため、食事を摂るときと摂らないときのメリハリをつけたり、間食などの頻度に気を付けたりしましょう。
水分をこまめにとり口を潤す
虫歯は口腔内が酸性に傾いて歯が溶かされることによって起こります。それを防ぐのが唾液です。唾液により口腔内が中性に近づくことによって、虫歯を防ぐことができます。唾液をしっかり分泌するためには水分をしっかり摂ることが大事です。
1日に体重あたり、約35~40mlを目安に、成人なら1.5~2リットルは摂るようにしましょう。
なお、マスクをしているとのどが渇く感覚が鈍くなってしまいますので、のどが渇いていなくても、時間を決めるなどしてこまめに水分を摂ることが大切です。
フッ化物配合の歯磨き剤を使う
フッ化物には、細菌が歯を溶かす酸を作り出すことを抑える、歯そのものを強くするといった効果があります。フッ化物配合の歯磨き剤は継続して使用することが肝心です。
大人の虫歯においては、歯周病や以前の虫歯の治療痕が原因となり、気付いた時にはより深刻化している事が多いといわれています。大切な歯の健康のために、今日から丁寧な歯のケアはじめませんか?