産業お役立ちコラム
朝ごはんはダイエットの味方?!
ダイエット中はなるべく食事を摂らない方が良いと思って、朝ごはんを抜いているという方はいらっしゃいませんか?
実は、これは逆効果であり、適切な朝ごはんを摂ることで、ダイエット効果をより高められると考えられています。
【血糖値スパイクを知っていますか?】
まず朝ごはんを抜くことで起こりやすくなるのが「血糖値スパイク」です。
これは血糖値の上がり下がりが急激に行われることで、体重増加に繋がるだけはなく血管にダメージを与えます。
結果として動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中による突然死のリスクが高まる可能性があります。
【毎日、決まった時間に食事を摂取しよう!】
一方で、毎日決まった時間に食事を摂ることは血糖値を安定にさせる働きがあり、そのような意味でも一日のスタートとなる朝食は重要です。
血糖値を急激に上げない朝ごはんの基本は、炭水化物・タンパク質・適度な油(脂質)をバランスよく摂ることです。
特に、タンパク質はダイエット中に必要不可欠な栄養素で、タンパク質が不足すると筋肉量が低下して代謝が落ち、結果として太りやすくなる可能性があります。
摂取カロリーが低いと、筋肉を分解してエネルギーを補填するため、タンパク質を十分に摂取して筋肉の低下を防ぎ代謝が下がるのを予防しましょう。
そして、血糖値の上昇を緩やかにすると言われる食物繊維を多く含む食品を食事の前に食べるようにしましょう。
納豆や海藻類(めかぶ、もずく)などは調理の手間がないので、忙しい朝食にも取り入れやすい食品です。
朝ごはんを食べる習慣を身につけて、色々な食材を取り入れながら食生活を改善していきましょう。