産業お役立ちコラム

野菜の栄養素を効率良く摂るコツ

野菜の栄養素を効率良く摂るコツ写真

「健康のために野菜を食べなきゃ」と思っていても、調理法によってせっかくの栄養素が減少してしまった…何てことがあったら嫌ですよね。今回は、「野菜の栄養素を無駄にしないコツ」を食卓によく出てくる食材を例にご紹介します。

大根は直前にすりおろす

ポイント:直前にすりおろす

すりおろすと辛み成分の「アリルイソチオシアネート」が作られます。この成分は大根そのものにはなく、すりおろして細胞が壊れることでと生成されます。アリルイソチオシアネートには抗菌作用や解毒作用があるなど注目されています。

ジャガイモは蒸す

ポイント:ジャガイモは茹でずに蒸す

ジャガイモに含まれるビタミンCやカリウムは水に溶けだす性質があるため、茹でてしまうと栄養素が水に流れてしまいます。カレーなど煮汁も食べる料理であれば問題ないですが、そうでない場合は皮付きのまま蒸すことがおすすめです。そのことで、水溶性の栄養素の流出を防ぐことができ、更に柔らかくなった皮はむきやすくなりますよ。

にんじんを炒める

ポイント:皮付きのまま切ってで炒める

にんじんに含まれるβ‐カロテンは脂溶性ビタミンで、生で食べると吸収率が低いためバターやオリーブオイルなど油と一緒に摂ると吸収率が上がります。β‐カロテンは皮に多く含まれているため皮付きのまま油で炒めることがおすすめです。

野菜に含まれる栄養素が水溶性か脂溶性かを知り調理に活用することで栄養素を逃すことなく吸収できますね。日々の食事を丁寧に摂って、心健やかな毎日を過ごしましょう。

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