産業お役立ちコラム
冬野菜での栄養パワー!
季節の代わり目になり、体調を崩しやすい時期になってきましたね。
食事を通して免疫力維持に努めていきましょう。
スーパーでもよく見かける旬の食材は、他の時期と比べておいしく、栄養価も高くなります。
特にビタミンCを豊富に含む野菜が多く、意識して摂取することで、感染症予防に期待できるでしょう。
また、冬のほうれん草は、夏のほうれん草よりもビタミンCが約3倍も多く含まれています。
さらに、βカロテンや鉄分も豊富なので喉や鼻の粘膜の保護にもおすすめです。
他にも、カブの葉や小松菜、じゃがいも、さつまいも、ゆずなどにもビタミンCが多く含まれます。
気を付けたい事として、ビタミンCは加熱しすぎないことが大切です。
鍋物に人気の春菊は、加熱しすぎると苦味も出てしまうので、サッと火を通す程度でいただきましょう。
野菜から出た栄養分もまるごと摂取できるスープや、炒め物なら片栗粉を加えてあんかけにするとよいでしょう。
また、茹でるよりも電子レンジなどで蒸すのも、栄養素をより多く残せますし、時短にも繋がります。
今回は、この中でもほうれん草を使ったレシピを紹介します。
【オススメレシピ 「レンジで手軽に!ほうれん草のスープ」】
◇材料(1人分)
・ほうれん草1/2束
・ベーコン1/2~1枚
・卵 1/2個
・水200mL
・鶏がらスープの素小さじ1
・しょうゆ小さじ1
※(お好みで)ごま少々
◇作り方
・ほうれん草を水洗いし、1.5cm幅に刻む
・ベーコンを1cm幅に刻み、卵を溶いておく
・耐熱のカップに①を入れ、ふんわりラップをして電子レンジで600W 1分加熱する
・残りの材料を③に入れ、ラップをかけずに電子レンジで600W2分20秒加熱する
・お好みでごまをふりかける
卵や肉類にはたんぱく質が豊富に含まれており、免疫細胞をつくるときの材料になります。
冬野菜は色が鮮やかな緑黄色野菜が多く、免疫機能の維持を助けるものや、風邪予防になるものがほとんどです。
是非食事に取り入れ、風邪に負けないからだをつくりましょう。