産業お役立ちコラム
小魚で脱!魚離れ
みなさん、近年日本人の「魚離れ」が進んでいるのはご存知ですか?食の欧米化による肉中心の食生活の増加に加え、魚介類の「価格が高い」「調理が面倒」「食べづらい」などが主な理由のようです。
しかし、魚は私たちにとって大切な栄養素が豊富に含まれている食品です。
今回は手軽に料理に取り入れることができ、おやつとしても食べられる「小魚」についてご紹介します。
小魚で使われている主な魚の種類は、かたくちいわしです。たんぱく質をはじめ、脂質、ビタミンA、D、E 、カルシウム、鉄の含有量が多いのが特徴で、特にカルシウムは生のものより豊富です。また加工方法によりさまざまな食べ方があります。
煮干し
いりことも呼ばれ、小型のかたくちいわしを食塩水で短時間煮沸したのち、乾燥させたものです。よくアーモンドやナッツ類とミックスされている商品が販売されています。アーモンドやナッツ類があることで、食べやすくなることに加え、抗酸化作用のあるビタミEや食物繊維などをとることができます。また個包装で販売されているものでは食べすぎを防ぐこともできます。
しらす干し
まいわし、かたくちいわしの稚魚を蒸して乾燥させたものです。こちらはおろしあえなどでよく食べる方も多いのでは。白飯の上にかけるだけで、手軽に食卓に魚をプラスことができます。
頭からしっぽまでまるごと食べることができる小魚は、食べやすく、少量でも効率よく栄養を摂ることができる優秀食品です。
ぜひ食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。