産業お役立ちコラム

マヨネーズとの付き合い方

マヨネーズとの付き合い方写真

ポテトサラダ、お好み焼き、タルタルソースなど食卓に欠かせない調味料の1つであるマヨネーズ。子供から大人まで人気ですが、実際どのくらいのカロリーがあるのか気になりますね。実際のカロリーは大さじ1杯で80kcalあります。

マヨネーズが高カロリーである原因は、原材料である食物油です。正真正銘のマヨネーズは、食用油、卵、酢、食塩の4つの材料だけですが、油を多く使うため、必然的にカロリーが高くなります。

低カロリータイプのマヨネーズ

また、マヨネーズと似たものに、低カロリータイプのマヨネーズがあります。スーパーやCMでも見かけた事があるのではないでしょうか。マヨネーズの油脂含有率が65%以上であるのに対して、低カロリータイプのマヨネーズは10%以上50%未満とされています。低カロリータイプのマヨネーズは大さじ1杯で31kcal、小さじ1杯で10kcalとなり、半分以下のカロリーです。

ただし、単に油を少なくしただけだと、カロリーは減りますが、味や風味の面で物足りない感じになってしまいます。そのため、油の代わりに砂糖や水あめ、さらには増粘多糖類、たん白加水分解物を添加して、コクやとろみ、旨みが補ってあります。

通常のマヨネーズのカロリーの半分ですが、砂糖や水あめが使用され、炭水化物の量や食塩相当量が倍以上に増えているものが実は多くなっています。そうなると、本当に健康に良いのかなという疑問が残ります。使い方次第ですが、知っておいて損はない情報かもしれません。どんな食品でも同じですが、偏らず適量が大切です。

上手に利用しよう

しかし、カロリー以外の面では、糖質が低く体にいい栄養素も含まれているという一面もあります。マヨネーズは味噌や醤油に比べて糖質が低く、低糖質であるのが特徴です。そのため血糖値が気になる方でも量に気をつければさほど問題はないのです。また、たっぷりの野菜に対して使用すれば、食物繊維をはじめカロテンなどの脂溶性のビタミンなどの吸収も高めるメリットもあります。他にも、骨を健康に保つビタミンKや、血液の循環を促進させる効果が期待できるビタミンEも含まれています。量やバランスに気をつけながら上手にマヨネーズと付き合っていくのが一番です。

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