産業お役立ちコラム

「食べてよし育ててよし」の豆苗を味方につけよう!

「食べてよし育ててよし」の豆苗を味方につけよう!写真

あなたは豆苗を食べたことありますか?

食べたことがある方もそうでない方も、今日からきっと食べたくなるような魅力をお伝えさせていただきます。

 

■魅力①‘価格が安定’

栽培過程が天候に左右されないため、夏の猛暑の影響で野菜の価格が高騰している中でも、豆苗は植物工場での水耕栽培なので、いつも安定した量を収穫することができ価格も安定しています。

 

■魅力②‘嬉しい栄養素’

豆苗は、エンドウ豆の若い葉っぱと茎のところ食べる野菜です。

栄養価も「豆」と「緑黄色野菜」の良いところが含まれています。

他の野菜と比べて特に栄養価の高いものを紹介します。

・β-カロテン:体内でビタミンAにかわって皮膚や粘膜を健康に保つ働きがある

・ビタミンB群(B₁、B₂、B₆、ナイアシン、パントテン酸):エネルギーなど代謝を補助する働きがある。

・ビタミンC:抗酸化作用を持ちコラーゲンの生成にも関与します。

      また、免疫機能の維持にも役立つほか、ストレス緩和を助ける副腎ホルモンの生成も行っている。

・ビタミンE:強い抗酸化作用を持っており、過酸化脂質の増加を防止します。

・ビタミンK:血液の凝固に関わるほか、カルシウムの代謝を補助し骨を強く保つサポートをします。

・葉酸:赤血球を作るのに必要な栄養素。

DNAの合成を助ける働きがあるので、妊娠中や授乳中の方は1日の必要量を意識して摂る必要があります。

 

■魅力③‘自家栽培の楽しさ’

豆苗は、調理するときに少し根の部分が残るように切り、水につけておくことで再度収穫することができます。

家庭でも手軽にできることから食育にも良いと注目されていますよ。

※上手く育てるコツとしては、根のギリギリを切るのではなく、根から若葉2枚残しくらいで切ると早く育ちます。

 注意点としては、水をこまめに(最低でも11回)替える事、また育った豆苗は加熱してから食べる(細菌が繁殖しやすくなっているため)ようにしましょう。

 

いかがでしたか?豆苗は、アクもなく生でも食べることができる野菜です。

家庭での栽培も楽しみながら、色々な食べ方で生活に取り入れていきましょう。

「栄養素」産業お役立ちコラム

教えて&答えて交流掲示板

産業事例紹介

ニュース・お知らせ

イベント