産業お役立ちコラム
お疲れの胃腸に優しいレシピとは?
『夕食で食べ過ぎて翌日の朝ちょっと胃が重い・・・』
そんな悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
それは胃の働きが弱まり、うまく油(脂)が消化できていない可能性があります。
消化に良い食べ物というのは、「胃に留まる時間が短い食べ物」のことを指します。
栄養素別で言えば、1番消化が良いのは糖質。続いてたんぱく質、1番消化に時間がかかるのが脂質です。
多くの方がイメージするお粥やうどんは炭水化物で糖質を多く含むので、消化に良い食事として正解ということですね。
ただし、糖質だけだと栄養バランスが偏ってしまいます。
また疲れた胃を回復させるにはたんぱく源やビタミン、ミネラルなどその他の栄養素も必要です。
【胃に優しい調理方法、3つのポイント】
①煮る・ゆでる
煮る・ゆでるなどの調理方法は、食材の繊維がやわらかくなり、消化を助けてくれます。
②消化酵素を含む食材を使う
キャベツや大根、長いもなどには消化酵素が含まれ、消化を助けてくれます。
③油・脂は控える
油・脂は胃にとどまる時間が長いので注意。脂の少ない部位を使うと、胃への負担が軽減できます。
【胃の調子が悪いときにおすすめの食べ物】
キャベツ、大根、白菜、ほうれん草、にんじん、小松菜、カブ、豆腐、鶏むね肉、ささみ、白身魚、鮭、うどんなど
これらの食材を使ったスープなどは、身体もあたたまり消化も良く胃腸に優しくおすすめです。
夜食事が遅くなる時や、風邪などの体調不良の時、ぜひ参考にしてみてくださいね。